QスイッチルビーレーザーIB103について
Qスイッチレーザーとは、レーザー光を瞬間的に高いパワーを発します。 ルビーレーザーは波長が694nmとメラニン色素顆粒に対して吸収が高い波長のため、メラニン性皮膚色素疾患の治療に適しています。
コラーゲン組織やヘモグロビンにはほとんど吸収されないため、正常の組織や血管へのダメージを最小限に抑えて、傷を残さずメラニン色素だけを選択的に破壊してくれるので傷跡を残す心配はほとんどありません。
QスイッチルビーレーザーIB103の特徴
- 厚生労働省は薬事承認している医療機器
- 短時間で痛みも最小限
- 傷跡を残す心配も最小限
- 正常な皮膚組織へダメージも最小限
- 視認性の高いガイド光で的確に照射
均一な照射で傷跡防止
導光部にカライドスコープを内蔵し、設定されたレーザー出力を均一に照射することができます。照射後の位置確認も容易であるため、重ね打ちを防止できますので、痛み軽減や傷跡の心配を最小限にできます。
こんな方におすすめ
自由診療 | はっきりとした濃いしみの方 |
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保険診療 |
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Qスイッチルビーレーザー(形成外科医師施術) | ||
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長径+短径が5mm以下 | 1個 | 5,000円(税込5,500円) |
上記+1mmごと | 1個 | 1,000円(税込1,100円) |
打ち放題(2回まで) | 100,000円(税込110,000円) |
治療をお受けいただけない方
- 光アレルギーのある方
- リウマチや膠原病の方、金製剤服用歴がある方
- 悪性腫瘍がある方、また疑いがある方
- 刺青やアートメイクが入っている方
- 照射部位に金の糸を入れている方
- 日焼けをしている方
- 妊娠している、授乳中の方
施術によるリスク・副作用について
ごく稀に悪性である可能性があります。治療後の経過で、当クリニックの医師が病理検査を必要と判断した場合は皮膚生検を行います。 日焼けをしないようにしてください。かさぶたが取れた後は遮光をして頂かないと色素沈着を起こし、ひどい場合は治療前より濃くなることがあります(色素沈着)。
施術後の経過
- 周囲は、当日からメイク可能です。
- 施術直後から10日前後でかさぶたが剥がれるまでは軟膏ガーゼ処置が必要となります。
- 施術後2週間程度で薄いピンク色の皮膚ができますが、ここからしばらくテーピングや日焼け止め等の処置が必要となります。
- 1〜2ヶ月経過して赤みが落ち着いてきましたら、ハイドロキノン等を併用となります。
- かさぶたは、自然に剥がれるまで無理に剥がさないようにします。
- 保湿ケアを行ってください。
- 日焼けをしないようにしてください。
施術サイクル
- しみは1~2回で取れることが多いです。(個人差があります)
- あざは3ヶ月ごとに4〜5回程度の治療をおすすめしています。
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