脂肪腫

脂肪種とは

良性腫瘍のひとつで、脂肪組織がまるで腫瘍みたいに増殖している状態が脂肪腫です。大きさは直径1cmもあれば、10cmもあるなどいろいろで、単発な場合もあれば多発することもあります。皮下に軟らかい固まりとして存在し、40~50代で発症しやすく、全身どこでも発生する可能性がありますが、肩や背中で起きやすいと言われています。

軟部組織の良性腫瘍としては発症しやすく、原因は不明とされていますが、ある程度の遺伝性や外傷などがきっかけで起きるのではないかと考えられています。

自覚症状などはありませんが、急に大きくなる場合や疼痛が出るなどには、外科的治療を行います。当院では局所麻酔下による日帰り手術を行なっているため5cm以内の小さなものだけが適応となります。局所麻酔では困難なほど大きい場合は、入院しての全身麻酔下での手術が必要になるため、全身麻酔可能な病院へのご紹介となります。

局所麻酔科での手術は、腫瘍の直上を小さく切開し、なるべく患者さんに負担をかけないようにし、切除したら縫合して終了となります。抜糸まで約1週間程度の軟膏処置が必要となります。

当院では、CT.MRIを完備しています。 皮下腫瘍は、深さや血管の流入の有無など、見ただけでは分かりにくいものも多いため、手術の前に画像診断を補助的に用いる事で、より安全に治療を進めていきます。